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奨学金面接対策について個人的な戦略を書いてみる。

MPH留学準備編
10月に入り、大学院留学に向けた各種奨学金の面接準備が始まるシーズンとなりました。
面接だけで合否が決まることはないのですが、これまでの経歴やすでに提出した審査書類は変えようがありません。従って、面接の機会を存分に活用し、しっかりと自身の魅力をアピールすることが大切だと思います。
今回は私なりの面接対策をN=1の経験ですがシェアしていきます。

 

・想定質問のリストを作る。

悲しいことに、面接では常に想定外の質問が飛んできます。これは避けようもない事実です。
こういった予想外の質問に対する上手い切り返しは想像以上に難易度が高く、その時の運の要素も大きいかと思います。
一方で、どんな奨学金プログラムでも必ず聞かれる定番の質問というものも確実に存在します。
予想できない質問に不安を募らせる時間があれば、想定内の質問をまずは徹底的に対策することに集中するべきだと考えます。

 

具体的には
・簡潔に自己紹介をして下さい。
・留学計画を簡単に説明して下さい。
・どうしてアメリカに留学したいのですか。
・どうして〇〇大学を留学先に選びましたか?
・留学後のキャリアプランについて教えて下さい。
・あなたは大学院に合格できますか?
・奨学金プログラムの機会をどのように利用し、どのようにコミュニティに貢献したいと思いますか?
といった具合です。

こういった質問にアタフタしないように事前に対策を行いましょう。

 

・想定質問に対する回答は30秒から1分程度で用意する。

質問に対してどの程度の時間で回答するのかというのは悩ましい問題です。
個人的には30秒から(長くても)1分程度にするのが適当だと思っています。
ときには1問1答できるような質問をされることもありますが、そういった際にはさり気なく自己アピールを挟みながら、相手の意図にそった回答をするように私は心がけています。
例えば
「大学での専攻はなんですか?」
「〇〇学です」
→「〇〇学を学び、〇〇という研究テーマに取り組んだことで、〇〇に対する疑問が生まれました。〇〇をより深く学ぶために、XXで有名なXX大学に留学を希望するようになりました。」
のように短く簡潔に、面接官の意図を汲み取って回答を組み立てると良いと思います。
練習するときには録音し、自分の発言を客観視しながら何度も練習を繰り返すのがオススメです。

 

・フラッシュカードで練習する。

面接はどんな質問がどのような順番で尋ねられるかが未知数であるため、質問を聞きながら瞬時に回答を組み立てる訓練が必要になります。
私の場合はフラッシュカードアプリで質問カードを作成し、ランダムに繰り出される質問に対してテンポよく過不足なく回答できるように練習を重ねました。
これは面接練習を依頼したカウンセラーに教えられた方法なのですが、フラッシュカードを毎日あらゆる隙間時間に見ながら、ブツブツと回答を呟きながら練習していました。
おかげで面接当日も定番質問に対しては慌てることなく回答出来たと思います。

 

・予想外の質問への対策

冒頭でも述べたように面接では常に「予想外の質問」が出てきます。定番の質問を十分にトレーニング後には、こういったイレギュラー質問への対策が重要となります。
その対策としては、色々な人に応募書類を見てもらいながら面接をしてもらうのが、一番の王道だと思います。自分の場合は応募書類を手伝ってもらったエッセイカウンセラーにそのまま面接のレッスンをお願いしました。
2時間のレッスンで合計6回ほど角度を変えながら質問をしてもらいましたが、大変役に立ちました(高かったですが笑)。
練習を重ねたあとは、笑顔で自信を持って面接官に思いを伝えるのみです!
準備した回答に囚われすぎず、面接官との「会話」を楽しんでください。
奨学金を獲得するだけで留学生活は資金面で随分と楽になりますし、入学選考でも有利に働く可能性が高いのでしっかりと対策をして面接に望みましょう!

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