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タイにおける感染対策−ワクチン接種のすゝめ−

熱帯の国タイ編

留学準備で最も手間がかかるのがワクチン接種です!

ものによっては3回の接種が推奨されており、ワクチン接種完了まで半年ほどかかることがありますので、早い目に動き始めましょう!

バンコク市内で観光するだけなら必要のないものも多いかもしれませんが、医療関係で留学する方や農村部などにも行く可能性の有る方は摂取しておいた方が良いのかもしれません。

以下、オススメのワクチン+蚊対策です。

A型肝炎

A型肝炎は、汚染された水や生野菜などから感染します。日本で作られているワクチンはエイムゲンのみで3回の接種を行う必要があり、接種完了まで最短で6ヶ月を要します。一部のトラベルクリニック(渡航者外来)では外国製のワクチン(一回接種)のものを用いているところもありますので、時間が無い方はトラベルクリニックで相談してみるといいかもしれません。

B型肝炎

血液の付着や性交渉よって感染します。特に医学生ですと、現地で患者さんに接する際に血液などに触れる場合もありますので、B型肝炎は打っておくほうがよいでしょう。こちらも6ヶ月のうちに3回の接種が必要となります。日本で用いられているワクチンにはビームゲンとヘプタバックスの2種類がありますが、接種されるのはどちらでもかまいません。

マラリア対策

マラリアは蚊によって媒介される寄生虫の一種です。一番の予防はそもそも蚊に刺されないようにすることです。そのために、出来る限り肌の露出を避けるような服装を心掛けましょう。また、蚊よけクリームを現地で調達し、使用すると良いでよう。個人の過去の経験からは、日本のクリームよりも現地で調達したものの方が有効な気がします。薬を予防内服するという方法もありますが、これはサハラ以南アフリカパプアニューギニア、南米アマゾンなどの熱帯熱マラリア流行地域や

感染した場合でも十分な医療にアクセスすることが難しい場合に使用を考慮する場合がある程度なので、多くの方には不要と思われます。もし心配な方は医師に相談してみると良いと思います。

どこで接種すべきか

①日本のクリニック

前述のワクチンはすべて自由診療となりますので、病院またはクリニックによって値段設定が異なります。通常、電話をすると値段を教えてもらえるので、近所の複数の医療機関に問い合わせて安いところを選ぶと良いでしょう。

②現地の病院

タイではマヒドン大学が熱帯医学のメッカとして世界中から医師・研究者が集結していますが、そちらの病院でも予防接種を受ける事ができるようです。値段は日本の1/2-1/4ですのでかなりお得です。英語でのコミュニケーションに不安無く、タイに長期滞在される予定のある方は現地で受けるという選択肢も有りだと思います。以下のブログにマヒドンに留学中のドクターによる解説がありますので、参照下さい。

【一般の方へ:バンコクの日赤病院やその他JCI認定されている国際病院でもどこでもやっていますが、簡便で外国人慣れしている事から、MahidolのTravel clinicはお勧めです。非常に丁寧ですから、できれば母子手帳のワクチン欄やワクチン接種証明などあるとさらに良いです。何より利益をあまり考えていないので安いです。万が一困った事があっても、概ね日本人医師が留学している事が多いです。】http://blog.goo.ne.jp/wataritari/s/%A5%EF%A5%AF%A5%C1%A5%F3

充実した留学生活のためにも、健康が第一です。感染症のリスクを管理し、楽しい留学にしましょう!

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