熱帯の国Day30-33 小さな軌跡
かわらないもの
今僕はスワンナプーム国際空港の出発ゲートで熱帯の国最終話となるこの記事をしたためている。この国で学んだことは、「日本と何が違うか」というよりも「日本と変わらないもの」の方が多かった。思い返してみると、はじめのころは、この国...
熱帯の国Day22-29 はじめての心肺停止
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本ブログにおける症例提示・医療現場におけるエピソードは、患者情報の守秘義務等や倫理的配慮のため、現実を医学上の矛盾のない範囲で脚色・修正したフィクションである事を予めご了承頂きたい。特に投稿日時についてはラン...
熱帯の国Day21 ERにて
病棟はついにERへ!!
これから2週間はER(救急救命センター)で臨床実習をさせて頂いています。こちらのERは非常に広く、最重症の処置室には4床、軽症~重症の観察室には最大で30床ほどが並べられるように設計されています。患者様の数が多い時...
熱帯の国Day18-20 水上マーケットをぶらり
この熱帯の国にもようやく雨が降りだした。
時折思い出したかのようにやってくるスコールは、先日まで40℃近くあった気温を32℃程度まで下げてくれる。日本にいると梅雨はいつもジメジメとしていて、なんだか憂鬱な気分になったものだが、この...
熱帯の国Day17 タイの大学病院における医学教育②
昨日に続き本日は卒後医学教育についてお伝えしていきます。
インターンは3年制
タイには21校の医学部(医師養成課程)があり、そのうち19校は公立です。公立医学部出身の医師は最低でも3年間は公立病院に勤務する義務があるそうです。また日本の...
熱帯の国Day15&16 タイの大学病院における医学教育①
保険制度の関係もあり、タイの大学病院はどちらかというと日本の市中病院に近い規模・患者層だと感じています。これから数回に分けてタイの大学病院における卒然・卒後医学教育についてお伝えしていきたいと思います。
医学生=患者様の担当医?!...
熱帯の国Day13&14 雨季の気配&充実の教育回診
雨季の気配
タイもそろそろ雨季へと突入しそうな気配が漂い始めています。
先週までは連日40℃近くの気温のなかでの臨床実習でしたが、昨日は雨の影響もあり、幾分か涼しくなってきました。(とはいっても35℃は超えていますが。)
雨季...
熱帯の国Day12 充実の自習室設備
タマサート大学ランシットキャンパスの自習環境は最高だ。
そんな充実の設備を皆さんにご紹介させて頂こう。
こちらのオシャレなデザインの建物が、「自習室センター」(僕が勝手にそう呼んでいるだけ)である。
開館時間は
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