トビタテ留学JAPANは文部科学省と日本を代表する企業が協働して運営する奨学金制度です!もちろん返済不要な給付型の奨学金なのでメリットしかありません!学生(特に医学部生)におすすめする理由をまとめてみました。
①留学期間が短くても良い
普通の奨学金や留学制度を用いると、1セメスター以上の留学が要件となっていることが多いと思います。通常の学部生ですと、単位互換制度等を利用することによって留年せずに留学することが可能なケースもあるようですが、医学部生の場合はそもそも国のコアカリキュラムに沿った教育を修了する必要がありますので、1セメスター以上の留学=留年という構図は絶対といっても過言ではありません。
しかし!!トビタテなら求められる留学期間は28日以上!!つまりは、長期休暇を利用したり、基礎研究期間や臨床実習の自由選択期間を充てて、気軽に留学することが可能なのです。
一応事務局側としては3ヶ月以上の留学を推奨していますが、自分を含めて多くの医学生が3ヶ月未満の計画で合格しています。
②自由な留学設計
留学期間が28日以上ということで、それさえ満たしていればあとは自由に計画を立てる事が出来ます。1つの研究機関で研究に没頭するのもよし、いくつかの病院で臨床実習をするもよし、医療系のボランティアを行うもよし。大学の講義以外に実地活動を含める必要があるという条件はありますが、医学部生の場合は実地活動が主となると思いますので、あまり心配はいりません。
③世帯所得制限が撤廃された
医学部ですと、親が医師で比較的裕福な家庭も多いと思います。奨学金の多くが家計に余裕が無い優秀な学生を援助することを優先しているので、家計基準で応募資格が無いということもよくあります。しかしトビタテでは全体の募集人数の10%にあたる50人を上限に、親の所得が日本学生支援機構第二種奨学金の家計基準を超えていても奨学金を給付することとなっています。親の所得が多くても、実際に自分が使えるお金が多いとは限りません。そんな人は是非トビタテに応募しましょう!
④多様性にあふれたコミュニティ
医学部というと大学もキャンパスがメインキャンパスと離れていることが多いのではないでしょうか。しかも部活も大抵は医学部の部活に所属してしまうので、どうしても他の学部の方との交流の機会は限られてしまいますよね。トビタテでは優秀な非医療系学生が沢山いるのでとても刺激になります。ITやエンジニアリングの話、食料の安全や国際関係、まちづくり等幅広い話を聞けるこのコミュニティはとても貴重だと、集団面接の時点から感じています。
また、女性がん患者のファッションの選択肢を増やすことでQOLの向上を目指されている方など、医療問題に面白い視点から取り組まれている方もいらっしゃって非常に勉強になりましたし、将来どこかでお互いに協力できればと思っております。
医学部の狭い社会にすっかり順応してしまった方にこそ、トビタテに応募してほしいと思います。
採用のプロセスなどについてはまた後日お話しますので、お楽しみに!
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