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ジャズの街Day4 七転び八起き

ジャズの街NOLA編

研究がポシャりました

インターネット回線も利用できるようになった昨日、僕は再び研究に勤しんでいました。そして、あるところで躓いたため、メンターの先生に相談したところ、問題は僕が考えていたよりも根深いところにあったようで、結局研究の方向性を変えることとなりました。今までのテーマは日本やタイにいる間から時間をかけて取り組んでいたのですが、先生方のコミュニケーションが十分でなかったことや、自分の経験不足などが相まって、僕はどうやら間違った方向に努力をしてしまっていたようです。もちろん多少は「マジかよ」という気持ちもあったのですが、何よりも早い段階で問題が分かったことにホッとしています。

間違った方向の努力を防ぐために必要なこと

やはりこれは、1人で抱え込まない、ということに尽きると思います。人に頼らずに物事をがむしゃらに進めることはとても非効率です。ましてや、経験の乏しい分野においては間違った方向に突き進んでしまい、無駄な労力をかけてしまう可能性が高いように思います。こういったことになる前に、経験豊富な人にアドバイスをもらい、定期的に自分が正しい方向に向かっているのかを確認してもらう作業が重要だと今回の経験を通して感じました。もちろん相手の時間や手間に配慮することは必要ですが、良い業績を出すことは研究室全体の利益でもあるので、むしろ独りよがりの無駄の努力を続ける方が研究室の資源の浪費であると考えて、思い切って周りの先生方を頼らせて頂いています。

今の研究室はそういった僕のスタイルにも優しく向き合って下さる先生方ばかりで、研究室の先生方に感謝する毎日です。

毎日研究できる幸せ

そういった流れで現在は、方向性を修正した新しいテーマに必死で取り組んでいる状況です。毎日膨大な量の仕事があり、非常にタフな面もあるのですが、何よりも十分な研究の時間をとれることに幸せを感じています。日本での普段の生活だと、朝から夕方まで、時には夜まで臨床実習があったり、それらの課題に多くの時間がとられていました。実習がはじまるまでの早朝や、実習の合間、寝る前の時間などを研究や論文の執筆に充てているため、1日2時間ほどしか作業することが出来ないのが普通です。それが何と今では、8時半から17時までみっちりと研究に集中出来るのです!こちらの研究室は17時過ぎにはみんな仕事を切り上げて帰ってしまうので、アフター5はジムに行ったり、ご飯を作ったり、ちょっぴり国試の勉強をしたり、ドラマを見たりとリラックスした時間を過ごしています。こういった1日1日を大切に噛み締めながら、こちらでの研究を続けていきたいと思います。

時差ボケがなかなか治らないうえに毎日の生活に必死すぎて、観光などは全く出来ていません。週末にはニューオーリンズの有名どころをお散歩出来たらいいなーと計画中です。

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